2010年10月17日(日)、今年最高のマラソン大会となった『第31回北海道ロードレース』
(2010/10/18〜10/19作成。 10/19、アップロード)



●余裕を持って準備、そしてレーススタートへ

この日は午前4時半に起床した。
札幌の日の出は午前5時50分なので、当然起床時はまだ空は真っ暗。
この日のレース(ハーフ)に備え、前日は午後21時16分に早々と床に就いた。
二週間前の『第35回札幌マラソン』(ハーフ)と違い、今回はレース前日の三食と当日の朝食のみ、カーボ・ローディングを行った。
 (ハーフマラソンだから、レースの三日前からカーボ・ローディングをする必要は無いと、10/11(月)の42kmロング走や
  10/13(水)の15kmレースペース走消化後の腹具合から思った)
レース前三日間の調整、一昨日の最終刺激(2kmレースペース走+JOGからなる40分走)もあり、脚の状態は良好。
脚は筋肉痛・だる気なく、軽い感覚で、雨と向かい風が無ければ二週間前のレースのタイムを容易に更新すると感じた。
体操・ストレッチを済ませ、饅頭を朝食としながらネット。
午前7時40分頃、自宅を出発。
自転車での移動中も饅頭を食べ、レーススタートの三時間前に食べ終わるようにした。
午前8時50分頃、二週間前のレースと同じマラソン会場の真駒内セキスイハイムスタジアムに到着。
市が主催者に名を連ね、13000人以上が走った『札幌マラソン』と違い、1マラソンクラブが主催し、エントリー数も2318名(大会プログラム
 より計算)程度の中小規模のマラソン大会だから、まだレーススタートの2時間前とはいえ、スタジアム内の人はそれ程でもなく、
敷物・テントの数も札マラとは比べる程でもない。
ナンバーカード引換券にはナンバーカード引換時間は午前9時〜11時と記してあったが、実際は9時前から引換を受け付けていたので、
会場到着後、真っ先にナンバーカード引換を済ませ、やはりまだ人が疎らな2Fに上がりトイレを済ませると、二週間前とほぼ同じ場所に
シートを敷いて陣取った。










悠々とレースの準備や読書をしつつ時間を過ごし、10時10分過ぎに下に降りて開会式を少し観てすぐに有料コインロッカーに貴重品等の
荷物を預けた。
この頃には人も大勢集まったが、会場内の総数はやはり札マラとは比べる程でもない。











その後再び陣地に戻り、レーススタート時間の30分前までにアミノバイタルを250ml程飲んで、体操・ストレッチ・5分程のJOG・30〜50mの
ウインドスプリント3本とウォーミングアップしてからスタート地点に移動。
トラックでも30〜50mのウインドスプリントを3本行い、最後のトイレで用を足し、尿意ゼロの状態にしたうえで前の方に並んだ。
 (レース中に尿意が強まらないよう、朝から飲んだ量はアミノバイタルを含め450ml。
  この日の朝、自宅では20〜30分に一回、マラソン会場到着後も6回はトイレに入り、排尿を心がけた。
  前夜からそれ程飲んでいないため、当然一回当たりの排尿は微々たるものではあったが……)
体調は良好。
当初気にしていた雨も空模様からしてレース中は降らないと判断したので、今回はマラソンで初の完全型タンクトップを着て
レースに臨んだ。
 (ノースリーブでも特にテレビの生中継で一流マラソン選手達が着る、マラソン用のタンクトップ。
  サブスリー級の速さが無いと、寒い日はとてもレースで着れる代物ではなく、当然、痩身でないと見た目似合わない。
  この時の私はカーボ・ローディングでBMIが19.2ぐらいなので、自分的には見た目ギリギリかと思う)
また、雨は無いと判断したため、札マラと違い、雨をはじき保温に役立つワセリンを身体に塗らなかった。
足踏みをしながら心拍数がある程度高い状態でレーススタートまでの数分間を待ち、そして午前11時、ハーフの部がスタートした。



●今後の課題をはっきり認識し、自覚(痛感)したレース

ウォーミングアップのおかげで、初速から無理なく4:15ペースに上げる事が出来た。
このレースでは、km/4:10〜4:15のペースで走り、二週間前のレース完走タイムを確実に更新する事を目標とした。
したがって大幅なタイム増は考えていない。
サブ3級のスピードで走っているため、当然周りのランナー達も速く、当然肥満体等は全くいない。
イーブンペースを心がけると言っても、前のランナーのペースにつられて、時折4分を切るスピードが出てしまった。
5km、10kmとほぼ同じ集団の中、特に無理なくペースを維持する事が出来た。
然しこのレース、去年もそうだが、給水エイドは5km毎に設置して欲しい。
 (いくら涼しい時期とは言っても、2箇所は少ない。
  8km・16kmだったかな?
  給水場所の距離表示ぐらい大会プログラムに明記してほしい。
  ちなみに、只の水だった。
  今年出場した他のマラソン大会はいずれもスポーツドリンクも設置していたが、この大会の給水エイドは水しか置いてなかった。
  抽選会が豪華なだけに、給水エイドの貧相さとのギャップが大きい)
気温が20度未満で体感的に涼しかったので、渇水はそれ程無かったのが幸いだった。
レース中、気温表示は前半は19度、折り返し後の後半は20度だったが、風のおかげで暑さはなく、むしろ涼しくて快適だった。
だが、このレース、去年もそうだが、今年もコース上、時折前のランナーを抜くには難しい狭い道が続き、おまけに場所によっては
工事中のため、舗装路を逸れて草、または砂利の上を走るはめとなった。
特に狭い道がkm単位で続くのが困る。
折り返し後は、折り返し前の後続ランナー集団と接触しないように気を付け、前方の集団が団子状態で密集するものだから、
必然的にペースを落とさざるをえない。
加えて、河川敷だから仕方ないが、二週間前のレース同様、決して弱くない向かい風が何kmも続き、今回も走っていて後半の
向かい風に悩まされた。
結局、10kmまでに作った貯金も10km以降で目減りしていった。
二週間前のレースよりマシだったのは、10km〜15km地点での失速が緩やかだった点だが、逆に15km〜20km地点では
二週間前のレースよりも失速した。
特に15km地点以降は周りのランナー達もキツかったようで、それまで10〜15kmも背中を見て来たランナー達が私以上に失速した。
なので私は何人も抜く事が出来たし、15km地点以降は抜かれた記憶が無い。
 (15km〜フィニッシュまでは、10kmマラソンの参加ランナー達も結構抜いた)
失速を小幅に留められたのは、先の42kmロング走や15kmレースペース走で脚がそれなりにできているのと、前回のマラソンの記録を
更新するという強い気持ちだろう。
そうは言っても後半、既にサブスリーペースでなくなっているのを鈍くなって来た脚で実感し、走りながら反省した。
残り1kmになり、時計を見ながら、「失速しない限界のペース」で一か八か勝負を掛けた。
まだ1時間半切りの完走と二週間前のレースの完走タイムの小幅更新は可能と判断し、最後の気力を振り絞る感じでサブスリー
ペースに上げ、疲れた脚にはキツい上り坂もそのままクリア。
遠くに見えたゴール地点のタイム掲示で、「あぁ、何とか二週間前の札マラのタイムは更新出来そう」と安堵しつつ、「失速しない限界の
ペース」でラストスパート。
このトラックでの最後の直線でも何人か抜きつつ、フィニッシュ。
 (ここでラストに強いのは毎週のインターバル走のおかげだろう)
二大会続けてハーフ1時間半以内で完走し、めでたくグロスタイムでの記録更新を果たした。
去年の同大会に比べれば、実に10分近い記録更新であり、自分の走力の成長を実感したが、一方で、10km以降の失速について、
毎週ロング走をしていないため、フルマラソン用の脚ができていない事を痛感した。
向かい風はレースに付き物だし、向かい風に関係なく、10km以降で失速するようでは、とてもフルマラソンでサブスリーは達成出来ない。
今後は毎週一回、冬に入って積雪になろうと週に一回は、30〜42kmのロング走はしなければならないと実感したのだった。
フィニッシュ後、スタッフから受け取った給水は、500mlペットボトルのアミノバイタルであって水ではなかった。
流石に給水エイドと同じ只の水だったら萎える(笑)



●レース後こそ楽しい『北海道ロードレース』

完走してアミノバイタルを受け取ると、すぐには飲む事なく(2Fの陣地には半分飲み残したアミノバイタルがあるので)、記録証を貰い、
その後はコインロッカーから荷物を出し、辺りの人達が手にしているカップに入ったお汁粉を見て、「そういえば去年は知らなかったから
口にはできなかったけど、この大会には無料のお汁粉があるんだよな」と、急にお汁粉が食べたくなったので、2Fの陣地には戻る前に
無料お汁粉を貰う事にした。
ところが正午12時39分頃、長蛇の列に並んでみると、一つ前の初老のランナー(10kmの部完走者)が話し掛けてきたので、
そこでこの列はお汁粉ではなくその隣の餅付き目当てだと分かった。
ただしお汁粉は1500人分は用意されているようなので、お汁粉は餅付きの後でも十分間に合うと判断し、私はそのまま餅付きも
体験する事にした。
餅付きをした人は記念に無料の紅白大福(サザエ食品)2個入り1箱を貰えるし、机の上に置かれている小箱の数を目算し、
私の番が回るまで大福は切れないと分かっていたのもある。
 (用意されている紅白大福入りの小箱は、お汁粉と違って全部で150人分しか用意されていなかったらしい。
  私が並び始めた時、前には40人ぐらい並んでいた)
前のお爺さんランナーから今年出たマラソンに就いていろいろ雑談されたので、それに一々相槌をしつつ時間を過ごした。
走った後、汗で濡れたタンクトップを着たまま、着替えもクーリングダウンも出来ないまま、何十分も待たされるのは辛い。
すっかり身体が冷え、お腹も痛くなり、何度か便意に見舞われ、下痢にならないかと心配した。
時折、すぐ後ろに並んでいる二十代と思われる男子ランナー(同じタンクトップ姿)が、「列が混んでいるので整理券をお取りくださーい」と
ブツブツ同じ台詞を独り言しているのが苦笑ものだった。
前のお爺さんランナーがその前のおばさんランナーと協力して、隣のコーナーにある行列のない無料お汁粉を貰いに行き、自分にも
「今ならすぐにお汁粉貰えるから行っといで。ここ(空き場所の確保)は見ててあげるから」とさっとお汁粉を貰いに行く事を勧めたので、
私はご厚意に甘え「すみません」と言いつつ、さっと列を抜け出してお汁粉を貰い、さっと列に戻って来た。
所用時間、30秒程度か。
マラソンの疲れ、冷えた身体にお汁粉は頗る甘くて美味しく、感動した。
餅2切の入ったお汁粉を、何分もかけて味わったが、餅付きの順番がそろそろ回って来るので、最後は名残惜しそうに
一気に食べ切った。
ようやく自分の番が回って餅付きを済ませ、記念品の無料大福の入った小箱を受け取った時には午後13時17分になっていた。
13時40分から「お楽しみ抽選会」が始まるため、大福を貰うとそのまま2Fの陣地に戻った。
 (無料お汁粉は美味しかったのでもう一杯お代りしたい気分にもなったが、時間的にも慌ただしいし、今回は断念した。
  来年の同大会ではこの無料お汁粉をお代りするかもしれない)













陣地に戻った時は、既に2Fの人影はまばらだった。
餅付きで行列待ち(38分も)している間に、ハーフ出場者・10km出場者の殆どが完走しただろうし、この後に「お楽しみ抽選会」が
あるから、外のステージカー周辺に移動した後だろう。
私が陣地に戻り、アミノバイタルの飲み残しやミカン、かむかむレモンを飲食し、着替えをしている間に外は小雨が降り始めた。
間一髪、冷えた身体が雨で濡れないで済んだ。
特にレース中に雨が降っていたら、とてもではないが記録更新とはいかなかったろう。
当初の天気予報ではレース時間帯に雨マークが付いていたので、降雨がレース後にズレた事に就いて運が良いと感じた。
ただ、陣地に戻る時間が遅かったので、着替えをしている最中に「お楽しみ抽選会」が始まってしまい、「間違っても自分が到着するまでに
自分のゼッケンが当たる事だけはありませんように」(当たってもゼッケンが呼ばれた時に当選者の返事が無いと、当選が無効になる
ので)と願いつつ、急いで着替えを済ませ、レインコートを着こみ、午後13時55分頃、陣地を撤収した。
既に周囲には殆ど人がいなかった。



3分程経ってステージカー前に到着。
このマラソン大会随一のイベントだけあって、雨が降る中でも「お楽しみ抽選会」中は人が数多く集まっていた。
去年の同大会もそうだったが、この大会での抽選会の景品の多さは、道内のマラソン大会一だろう。
この大会の抽選会ではお馴染みらしい「パスおじさん」は今大会でも健在のようで、当選者が出て来ない度に「パス」の掛け声が
上がり、笑いを誘った。
年末ジャンボ宝くじのように、抽選での自分の当選を期待しつつ(当落がはっきりするまでの時間待ちがまた楽しい)も、
「当たるといいなぁ。でもくじ運がないからなぁ。去年も当たらなかったし」と、今回も当たらないかなと思いつつ、寒さに震えつつ
司会二人のト一クと抽選に魅入っていると……





既に後半、不意に司会者のマイクから記憶にあるゼッケン番号を聞いた。
種目と年代・性別も同時に聞いているので、素早く自分のゼッケンを確認し、「やった!当たった」と心の中でガッツポーズをしつつ、
パスおじさんに「パス」を言わせる間を与えず(笑)、すぐに返事をして景品の入った紙袋を受け取ったのだった。
 (中身は特別協賛であるミズノの「ランニングバックパック(小)」(メーカー希望小売価格5985円)と、
  サザエ食品の「十勝冷やしぜんざい[きなこ]」2個。カップに入ったぜんざいは200g。税込で1個399円)
かくして午後14時27分頃、楽しかった「お楽しみ抽選会」は終了し、大勢の人々が一斉にマラソン会場から去って行った。
 (抽選会自体は47分? 去年よりは短い時間で終わった。
  景品の全体的な豪華さも、去年に比べるとちょっと劣る気がした。
  それでも当選したから、自分としては雨で震える中、結構良かったが)



「お楽しみ抽選会」終了後はもう他にイベントは無いので、有料(200円)の『競技記録』を申し込み、小雨が降る寒い中、午後14時52分に
自転車に乗り、マラソン会場を後にした。
既に、殆どの出場者やその関係者が帰った後であった。










帰り、近所の市民生協に寄ってマラソン恒例の「帰宅後の自分へのご褒美」に、菓子パンを久々に購入し、午後16時9分に帰宅。
シャワー、着替え、マッサージ、体操、ストレッチを済ませ、体重をチェック。
BMIは18.9であった。
体重チェックの後、膝から下をアイシングしながら菓子パンを食べ、大会を振り返った。
去年の同大会に無かった良い体験として下記が挙げられる。

 1、去年の同大会の完走タイムを10分近く更新し、二週間前の『札幌マラソン』に続いてハーフの自己ベストタイムを更新し、
   二大会続けてハーフ1時間半切りを達成。
 2、無料のお汁粉を食べた事。
 3、餅付きをした事。更に餅付きをした人だけが貰える紅白饅頭一箱を貰った事。
 4、「お楽しみ抽選会」で景品が当たった事。

後は雨の予報だったにも関わらず、レース中には降らなかった事がラッキーだった。
完走後に楽しかった他のマラソン大会は、今年なら『サロマ湖100kmウルトラマラソン』と『千歳JAL国際マラソン』が在る(前者は
ウルトラマラソン初出場にして初完走達成(サブ10は惜しくも逃したが)。後者はフルマラソンの自己ベストタイムを大幅更新)が、
「美味しい思いをした度数」ではこの大会が一番である。




その日の夜食は飛騨牛のハンバーグ等で、日頃食事制限をしてる私は、『札幌マラソン』以来、二週間ぶりに肉を食べ、
肉やご飯等、大いにドカ食いした。
翌朝、前日のハーフマラソンの割に筋肉痛やだる気が殆どなかったので、前夜のドカ食いで蓄積された脂肪を効率良く燃焼するため、
低血糖の空腹状態のまま、2時間、24km近く走った。
木曜辺りに42kmのロング走を計画し、それまで二日休足するつもりなので、この時はkm/5分前後という、二時間JOGと言っても
ある程度の強度で走った。
帰宅後に体重を計ってみれば、前日の夕方より0.1kgという微増だった。
5km・20分切り、10km・40分切り、ハーフ・1時間24分切り、フル・サブスリーという明確な目標があるので、普段のトレーニングでの
記録向上の為にも、体重が軽い方がいいので、日常の三食の食事制限も大して苦にはならない。
 (日曜の夜食や月一のお菓子デー等、ドカ食い可能日も設定しているのが、テンションとモチベーションに繋がっている)
最近では、全身、特に尻や太腿等の無駄な脂肪が殆ど無く、下半身の細さ・軽さをよく実感するようになった。
逆に脂肪が減った分、血圧も低く、寒さに弱くなった。
 (110-70ならいい方で、最近では100-70と更に下り、マラソンの前日朝には92-68と低血圧の記録を更新した。
  毎日朝・昼・夜と三食摂ってて栄養にも気を使っているので、眩暈や貧血等はない。
  然し気温が低いと鼻水が出やすくなったり、手が冷たかったり、全身が寒さで震えやすいので室内での厚着が近頃増えた)
体脂肪率は12〜13%台(タニタの体組成計では常に5.0%)。
腹筋は完全に‘出’の字型に割れ、全身細い。
体型だけなら十分サブスリーランナーだと、鏡台で自分の体型をチェックしながら思ったものの、体重を十分な程
下げてからが本番なのだ。
ここからトレーニングでスピード、スピード持久力、スタミナを鍛えなければならないのだから。
サブスリーへの道はまだまだ続く……。



なお、マラソン完走後に貰った紅白大福とぜんざいはレースの翌々日の火曜日になってから昼食としたが、どちらもとても美味しかった。




10/17(日)のサイクリング&マラソンの記録

(自宅─真駒内セキスイハイムスタジアム間のサイクリングと、この日出走したハーフマラソンの記録。
 心拍計はレースでは胸への締め付け・圧迫感で邪魔になりそうだから、今回もレース中には付けなかった)




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