この日のRUNは120分で19.53kmだった。
左膝のせいでここ暫くすっかりぺースを上げず、120分走では20kmもいかない日が続いている。
km/6分を切らないスローJOGでなるべく膝に負担をかけないようにしている。
サロマ湖100kmウルトラマラソンも今月末と大分近付いてきたし、最悪膝が悪い状態で出場も有り得るし、今は少しでも膝が良くなるよう、スローRUNをしつつ、脚筋力や走力の維持と膝の回復の両方に努めなければならない。
過去に膝の腱を切ってから3週間程度で出場したサロマ100kmがあったが、当然の如く、それまでのワースト記録を更新し、制限時間（13時間）ギリギリで完走した。
あの時ばかりは棄権も覚悟し、最後の関門では背後数十mで移動関門車が走る中、一か八かの（それまで膝の強い痛みを起こさないよう控えていた）ぺースアップで乗り切った。
今思い返してもゾっとする。
移動関門車の前で走ったのはその1回きりで、サロマ100kmや道マラ（北海道マラソン）等で移動関門車の前で追われるように走るランナー達を見るのだが（コースで折り返しがあるので見れる）、今思うと自分も1回その体験をしているのだった。
すっかり忘れてたけど。
今回の膝はあの時に比べれば大分マシで、故障直後に走れない期間が続いた程の激痛という事もなく、本番で膝を痛めたとしても、関門閉鎖（強制棄権）を心配する程の苦戦もなく、去年よりは完走時間は速いだろうけど。
去年は去年で関門閉鎖を気にしない程度の完走タイムではあったが、従来のエイドと違い、梅干しの提供が無かったせいか、40km前から脚（太股）に痙攣を起こし始め、少しでも左右の足の間が余分に開くと、攣って立ち止まってしまうし、それまで10時間以内の完走を目標にしていたのが、大幅に目標完走タイムを緩くするはめになった。
なので、先月の2回の超ロング走では梅干し数個を携帯し、今月末の大会でも梅干しを持参し携帯して走る予定だ。
去年同様、今年の大会でもエイドで梅干しが置かれていない事は想定すべきだしな。
先月の超ロング走で思ったが、RUN中、定期的に梅干し等を摂取する必要性は強く感じた。
最後まで脚重を防ぎ一定のぺースを出せたのも、定期的なビタミンやBCAA摂取による効果だろう。
大分脱線したが、この日のRUNでは左膝に違和感こそあったが、前回のRUNに比べ痛む場面はほぼなく、膝によるキツさは無かった。
RUN自体は特筆すべき物は大してないが、終盤、買い物後の自宅前到着時、120分走にはまだ2分程足りなかったので、自分の自転車の横にバックパックと買い物袋を置いて、そこから目の届く範囲、数十mを往復した。
丁度、数十m先で折り返したら、カラスが買い物袋を突いているではないか。
当然買い物袋とカラス目がけダッシュしたが、カラスは悠然と買い物袋の中の商品で一番軽かった永谷園の『松茸の味お吸いもの 8袋入』を銜えて飛び去ったのだった。
買い物袋の所から数十m追いかけたものの、当然追い付ける訳もなく、商品奪回は諦めるしかなかった。
税込み200数十円の損害である。
今まで自分の自転車前で荷物を置いて2～3分のRUNをしつつ120分走を達成した事は数回在ったが、その間にカラスに盗まれた事は当然なく（在ったらそこには二度と置かない）、今回が初だった。
当たり前だが、今後120分走の穴埋めをする際は、買い物袋等の荷物はドアを開けて玄関口に置いてからにする。
カラスは家の外ならどこにでも居ると疑った方がいいし、また物を盗られては堪らない。
思い返しても、あの時買い物袋の中に、値段の高い肉や刺身等は入れてなくて良かったと思う。
それ以前にカラスが松茸のすいものなんて奪ってどうすんだって感じだが。
あんな物、お湯を注がなければ只の粉だし、カラスが粉を食べたところで美味くもないだろう。
昨日のRUNのシメはとんだ珍事だった。
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