2010年代に衰退した個人サイトと消滅やゴーストタウン状態となった中小検索エンジン

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暫く消滅状態にあったサイト復旧を終えたのを機に、数年来ご無沙汰だった中小の検索エンジン(個人サイト運営)でのサイト登録情報更新を行っている。

そこで目にしたが、数年の間に閉鎖した検索エンジンの多い事、多い事。

親サイトも閉鎖しているパターンもちらほら。

検索エンジンがあっても、更新しようとすると「Internal Server Error」のエラー表示になるパターンもあれば、自サイトへのリンクをクリック時に「Internal Server Error」になるパターンもある。

ようするに、検索エンジンとして機能してないのだ。

思えば個人サイトが隆盛だったのはスマホやSNSが普及する2010年以前だった。

その頃に多数の中小の個人運営の検索エンジン(サーチエンジン)サイトができ、個人サイトを持つ大勢がそういう中小の検索エンジンに登録していた。

有料で数十~数百の検索エンジンに登録代行する業者も複数いたっけ。

その頃は‘ページランク’というものがあり(今も存在しているようだが、我々一般人が確認できるサービスとしては2016年に廃止された)、世界中の個人サイトから官公庁サイトに至るまで、そのページランクが高いと一種のステータスだった。

個人サイトでページランクが3以上、特に4以上あれば自慢できた。

当サイトはページランク3だったが、GoogleだったかYahoo!だったかのカテゴリに登録された姉妹サイトは4になっていた。

そのサイトも今はないけど。

ページランクが廃止された頃は、TwitterなどのSNSが若年世代から高齢世帯までの間で一般的になり、それはスマホの急速な普及率の上昇と比例している。

中高生の半数以上がスマホを持つようになった時代だ。

2010年に4%だった国内のスマホ普及率が2015年に5割を突破し、中学生のスマホ所持率が40.9%だった。

学生の間でSNS、ソシャゲが当たり前になっていった時代が2010年代中盤から後半だったと言える。

2010年代に入り、個人サイトが廃れたのはネットでの交流はSNSで簡単にできるのも大きかったからと言える。

中小の検索エンジンもその中で多くが消滅、または機能停止した。

需要が減れば、または広告で稼げなくなれば運営者のやる気も失せるだろうし。

近年、個人サイトが静かなブームになっているらしいが、SNS疲れしたり、または好き勝手に、自由にできる個人サイトがいいと思う人が増えているようだ。

SNSと違い、個人サイトなら自他のいいねやRTの数を機にすることもなければ、マウントの取り合いもない。

対人間トラブルの心配もSNSよりは遥かに少ないだろうし。

私は上記の中小の検索エンジンサイトの存続や消滅を確認しつつ、もうできてから18年経つ自サイトと自分を振り返った。

同人を始める前はサイトに貼った広告で毎月の小遣いを稼いだりもしていたな。

Twitterを始めたのが2010年だったが、思えばTwitterで日常的に書き込みするようになってから、比例してサイトの更新が疎かになったものだ。

今、SNSからは遠ざかった分、サイト更新しやすくなったし、こういったWordPressという便利ツールで好き勝手にブログを書くのすら楽しい。

ここでは人目を気にする事もない。

誰が見ていようが見ていまいが気にしないでいいし、私は気分の赴くままに好きなように書くだけである。

とはいえ、社会人なので大人としての最低限のマナーは守るが。

ネットなので、SEO対策しなければすぐにGoogle等のロボットがこういう書き込みも普通に収集するし、そうでなくても直接私の文章を目にした人が不快になるのもいかんし。

まあ成人向けサイトなので、エロ方面とかは時に書いたりするけど。

一応、このブログでも親サイトでもプライバシーポリシーや免責事項とかを明記しているページにリンクしているので、同意できない人はここにいない事を願うが。

それにしても、5年前、10年前を思い出すと、検索エンジンも含め実に多くの個人サイトが消えたな。

10年、15年前にあった検索エンジンサイトで今も在るのは、当時の1/10以下だ。

あちこちの検索エンジンサイトで当たり前に見かける多数のバナー切れ・リンク切れを観て、私は寂寥感を覚えたのだった。

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